Dos Monos のツアーファイナルを観てきた。めっちゃよかった。
圧倒的な美学が駆け抜けていくところに、正面衝突したような衝撃、風圧。とにかくカッコよかった。
全国ツアーの最終日で、喉を気遣いながらラップしている様子だったが、その掠れた声がライブの情念的なものをより一層高めていた。

荘子itの語りはすべてよかった。
「昨日、夜中に車を運転しながら、おれの人生にとって大事な音楽って何かなと思って、小学生のときに兄貴の MD で聴いた BUMP OF CHICKEN の『ユグドラシル』を爆音で聴いたら、涙が止まらなかった」
「おれにとってのバンプと同じように、おれの音楽を楽しみにしてくれている人たちと明日会えるのかと思うと嬉しくってさ」
やっぱ『ユグドラシル』なんだよな。なんなんだろうなあれ。
終演後、一緒に観ていた Uboat と新宿三丁目の中華「九龍」へ流れ込む。腹を満たしてジャズバー「サムライ」へ。
帰り道、チャーリー・パーカーの『Jazz at Massey Hall』を聴いていたら、ヘッドホンから流れてくるライブのノリが今日の Dos Monos とそっくりであることに気づいた。これは発見だ。
「ぶっ殺してやる」という勢いで音を叩きつけ合う。火花が飛び散る。ディジー・ガレスピーのトランペットなんて、まるで TaiTan のラップと瓜二つじゃないか。


